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バルセロナパビリオン

1929年バルセロナ万博で、ドイツ館として建てられたパビリオン。
会期終了後解体されたが、1986年現地に再建された。
設計は、Ludwig Mies van der Rohe。
僕が建築の設計を始めたころ、建築雑誌に頻繁に取り上げられていた。

その時、知っている建築家といえば丹下健三か、黒川紀章かぐらいのもので、
日本の相当たる建築家はもちろん、海外の建築家なぞ知る由もなかった。
それで、そのミース・ファン・デル・ローエが、このバルセロナパビリオンという名前の
建築と共に覚えた初めての海外の建築家だった。

そのシンプルな形、影を反射する壁、見え隠れする風景、隙間を狙ったタイミング、最小限の素材。
それらが計算されつくして配置されているのにもかかわらず、混沌としたプランニング。
すべてが新鮮で、わくわくして写真に見入っていた。

すげー。俺もこんな設計してみたい。素直にそう思って、何回もプランをトレースした。
世界にはこんな奴がいるんだ。負けないぞ。





でも、その時は気づかなかったんだ。
バルセロナパビリオンが、本当はもっと昔に建てられていたことに。



再建されたものが、雑誌に取り上げられていたんだよ。
再建されたから、雑誌に取り上げられていたんだよ。
俺はそれを見て、今はこんなのがすげーんだよって思ってた。
これが、時代の最先端だと思ってた。






愕然としたよ。

そのデザインは60年以上前のものだったんだ。






昨日、事務所でふとこの話がでて、思い返してみた。
もう80年経つんだなぁ。
でも、まったく色あせない。
僕が勘違いしていたときから20年経とうとしているが、
今でも勘違いする。

ミースには負けんで。



モウマケテルヨオマエ


ガクッ。










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  1. 2010/02/28(日) 02:39:33|
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  4. | コメント:1
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